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「脈診と鍼灸治療」

聞き手:長濱知之 話し手:傅嵩青(フウ ソンチン)

「月の満ち欠けと身体のつながり」

頻脈、不整脈を訴え来院された患者さん。脈診で鍼灸治療を続けて楽になり、最近は落ち着いていたところ、一昨日症状が急に再び出て一日経っても改善しなかった。 昨日の夜、自分で脈拍を測ってみると100以上あったため、不安で救急車を呼ぼうか迷っていたほどであった。本日の朝、予約はなかったが電話して飛び入りで当院へ来院。ベッドに横になり、鍼を置くこと数分、脈は落ち着き、症状がとれた。

長濱:「突然、頻脈や不整脈が再発するのには、何か原因はあるのでしょうか?」
傅:「今日は、旧暦の12月30日で大晦日にあたる日です。明日は旧正月で新月になり、月が見えません。新月の時は、潮が引くので、海水は少なくなります。それと同様、人間の身体にもリズムがあって、新月の時期には人間の気血も少なくなり、生命力が少し弱くなります。この時期に患者さんの脈を診ると脈全体のボリューム感が弱く、元気が少ないことが分かります。そのため、例えば満月から新月の間にひく風邪は、新月から満月の間にひく風邪よりも治りにくくなります。だから、新月の時は心臓病など重病を持っておられる方が亡くなる率が高いんです。また、一年の中では、冬至、春分、夏至、秋分など季節の変り目に、身体への影響が大きくなります。そのため、対応策として季節の節目におへそのお灸をすることをお勧めしています。 明日は春節とも云い、春の兆しが現れる日ですから、これからは弱っている脈を鍼灸で補って強くしていけば、体調がもっと回復してくるでしょう。」

長濱:「なるほど、分かりました。健康な時は気が付かないけれど、身体は季節の変化や月の満ち欠けなど自然現象の影響を受けているんですね。」

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